【学会講演報告】第65回日本呼吸器学会学術講演会「英語論文書き方セミナー」にて主指導教員が登壇

2025年4月13日、第65回日本呼吸器学会学術講演会(JRS2025)の特別企画4「英語論文書き方セミナー」において、栗田(主指導教員)が講師として登壇いたしました。✍️🌍
本セミナーでは、「論文の書き方よりもデザインを学べ!臨床予測ルール研究(とデータベース研究)」と題し、臨床研究の“設計力”の重要性に焦点をあてて講演を行いました。実際の研究事例を交えながら、臨床予測モデルの開発・評価のポイントや、データベース研究における誤解されやすい設計上の落とし穴など、現場に即した実践的な内容をお話しました。📢

同セッションでは、千葉大学呼吸器内科学教授の鈴木拓児先生より、英語論文執筆において意識すべき思考法についての貴重なお話を拝聴し、栗田自身も論文執筆の姿勢を見直す機会となりました。また、新潟大学医歯学総合病院長・Respirology誌編集長の菊地利明先生からは、編集者としての「Editor’s Kick(採否決定)」の具体的なプロセスについてご紹介いただき、査読の舞台裏を垣間見る貴重な機会となりました。

講演後には、他大学の先生方から臨床予測ツールに関するご質問をいただいたほか、製薬企業のMedical Affairs部門の方からは、質の高いデータベース研究を進める上での具体的な相談を受けるなど、現場での実務的なニーズの高さを改めて実感いたしました。

弊分野では、今後も臨床現場に根ざした実践的な研究とその発信を通じて、社会への貢献と学術の発展を目指してまいります。

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