伊藤 文人 博士研究員

伊藤 文人 博士研究員

博士研究員

伊藤 文人

Fumihito Ito, MD, PhD


[English version]

1981年生まれ、千葉県出身。2007年福島県立医科大学卒業、2015年10月福島県立医科大学 大学院医学研究科 臨床疫学分野入学。2017年1月からスポーツ医学講座 助手。2019年4月より国際医療福祉大学医学部 救急医学 助教に着任。専門は救急、麻酔、集中治療です。

東北地方における救急・集中治療における重症敗血症 多施設共同データ登録をはじめ、様々な多施設間研究のデータ登録に参加させていただき、そのデータを様々な角度から解析したいと考えるようになりました。その解析の方法論を学びたいと考えているところに福島県立医科大学 大学院医学研究科 臨床疫学分野を知り、入学させていただきました。

今までは臨床医療のみでしたが、臨床研究でも医療に貢献できるように学んでいきたいと思っております。

[所属学会・専門医]
日本救急医学会(専門医)、日本麻酔科学会(専門医)、日本集中治療医学会、日本呼吸療法医学会、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本内科学会(認定医)、日本医学シミュレーション学会、日本離床学会

[ 研修歴・臨床歴 ]
2007年 福島県立会津総合病院(現 福島医科大学会津医療センター) 初期臨床研修
2009年 一般財団法人 太田綜合病院附属太田西ノ内病院 総合診療科(現 内科)
2011年 一般財団法人 太田綜合病院附属太田西ノ内病院 救命救急センター・麻酔科
2019年4月 国際医療福祉大学医学部 救急医学/国際医療福祉大学市川病院 麻酔科

[ 競争的研究資金 ]
2017年 福島県立医科大学 育成研究 (研究代表者:伊藤 文人)


【主な臨床研究】

  1. Takahashi S, Naganuma T, Kurita N#, Omae K, Ohnishi T, Yoshioka T, Ito F, Takeshima T, Fukuma S, Hamaguchi S, Fukuhara S. (#corresponding author)
    地域在住高齢者における社会的孤立・孤独感と歯の喪失の関係: 須賀川研究
    Innovation in Aging 2023; 7: 1-8. doi:10.1093/geroni/igad065

    須賀川市の後期高齢者4645名を対象に、孤独感、社会的孤立と口腔内の健康との関連を横断的に調査しました。社会的孤立よりも孤独感の方が、歯の喪失や歯磨き頻度の低下と関連しました。総合内科の高橋世先生が着想し、長沼透先生と一緒に論文化されました。主指導教員は、研究デザインと解析論文化でコミットしました。臨床研究イノベーションセンターのOBの努力の恩恵を受けて行うことができた研究です。

  2. Naganuma T*, Takahashi S*, Takeshima T, Kurita N, Omae K, Yoshioka T, Ohnishi T, Ito F, Fukuma S, Hamaguchi S, Fukuhara S, and the Sukagawa Study Group (*equally contributed).
    コホートプロファイル:日本の超高齢集団に基づくコホート(須賀川研究)
    International Journal of Epidemiology 2021; 50: 727-727h. doi:10.1093/ije/dyaa285
  3. Omae K, Kurita N, Takeshima T, Naganuma T, Takahashi S, Yoshioka T, Onishi T, Ito F, Hamaguchi S, Fukuhara S, and The Sukagawa Study Group.
    地域在住の高齢者における転倒の予測因子としての過活動性膀胱の意義
    The Journal of Urology 2021; 205: 219-225. doi:10.1097/JU.0000000000001344
  4. Ito F, Tsutsumi Y, Shinohara K, Fukuhara S, Kurita N#. (#corresponding author)
    前面衝突事故の時には車の前面形状の違いが外傷重症度の違いに影響する
    PLoS ONE 2019; 14: e0223388. doi:10.1371/journal.pone.0223388

    車はエンジンの位置の違いにより、「鼻のある」ボンネット型と、「鼻のない」キャブオーバー型のトラックおよびワゴンに分けられます。正面衝突事故で救急搬送された軽自動車の乗員943名を対象としたコホート研究により、四肢骨盤が重症化する可能性は、ボンネット型と比較して、トラックの場合に調整オッズ比で2.2倍、ワゴンの場合に3.4倍高くなることが明らかとなりました。また、頭部頸部が重症化する可能性は、ボンネット型と比較して、トラックの場合に調整オッズ比で2.0倍高くなることもわかりました。大学院生の伊藤 文人先生と一緒に主指導教員が研究を着想し、解析論文化を指導しました。福島県にも還元しうる知見を得ました。太田西ノ内病院の篠原一彰先生、救急医で交通外傷に詳しい堤悠介先生、福原先生のお蔭でもありますため、筆頭著者・主指導教員ともにこの機会を頂いたことに大変感謝しております

  5. Omae K, Yamamoto Y, Kurita N, Takeshima T, Naganuma T, Takahashi S, Ohnishi T, Ito F, Yoshioka T, Fukuhara S, and The Sukagawa Study Group
    健康な地域在住超高齢者における歩行速度と過活動膀胱:須賀川研究
    Neurourology and Urodynamics 2019; 38: 2324-2332. doi:10.1002/nau.24148

[ 主な学会発表 ]
伊藤文人, 堤悠介, 篠原一彰, 福原俊一, 栗田宜明.
「鼻の無い」車に乗車した場合の交通外傷は重症化するか?:Cab-overとbonnet車の比較コホート研究
第46回日本救急医学会総会・学術集会, Nov 19-21, 2018, 横浜 (O08-2)
日経メディカルで紹介されました。[車の「鼻」の形で交通外傷の部位と重症度が違う]
読売新聞で紹介されました。[車体形状 負傷度に影響. 読売新聞 福島版. 2019年1月14日 日刊23ページ.]