主指導教員が「総合的な探究の時間」の一貫で福島県立橘高等学校にて講義をしました。

2023年11月29日に、所属長の栗田が福島県立橘高等学校の「総合的な探究の時間」論文制作のための講演会で招聘され、高校二年生に向けて講義をしました。対面とオンラインを含む約120名の学生ご出席いただきました。「総合的な学習(探究)の時間」とは、教科や科目の枠を越えた横断的・総合的な学びを通して、課題を解決する力を養うための時間割で、小学校から高校まで行われています。
「理系論文の書き方:俺の総合探求時間」というタイトルで、論文を書くに当たっての進め方や各項目に書く内容などを、自分の例を交えながらお話しました。実例が医学研究を題材にしているため高校二年生にとっては内容が難しい部分も含まれていましたが、次のようなコメントを高校生から頂きました。

  • とてもいい時間を過ごせた。
  • 文系の中での参加でしたがとてもためになる話だなと感じました。文系でも想像しやすい具体例での説明に感謝しています。ありがとうございました。
  • 論文をどのように書けばいいのかわからない無知の状態だったけれど構成の仕方やポイントなどをわかりやすくお話ししてくださったおかげで基本的なことはかけそうな気がした。配布されたプリントにもわかりやすくまとめられていた。
  • 先生の論文で当てはめて教えてくださったり、それぞれの段での重要なことは簡潔に箇条書きで書かれていたのでわかりやすかった。他の論文とも比較して、悪い例も上げてくださり、自分で気をつけなければならない点を理解できたので良かった。それぞれの段ごとのポイントを知れた。とにかく重要な点がまとめられていたのでわかりやすかった
  • 初めて論文を書く上で、何を書くべきか細かく分けて説明していただけたので、何から始めればよいかわかった。また、将来論文を書くかもしれない職業に就くことを考えているので、将来に役立つと感じた。
  • 論文の書き方を知らなかったので、一から書き方を知ることができて良かったです。講義を聞いて、自分の探求に対する甘さや研究の浅さを痛感しました。探求の初期段階で知りたかったと感じる講義内容でした。今回の探求だけでなく大学に出てからも役立つ知識だと感じたので、今日の講義で知ったことを今後も大切にしていきたいです。
  • 論文作成において注意すべきポイントをわかりやすく教えてくださった。また日本語の特徴から論文を書くときにやりがちな書き方が分かった。先生自身の論文を例に説明してくださってとてもわかりやすかった。
  • 論文の書き方を1からしっかりと書かれてた。
  • 先生が具体例を上げて仰ってくださったので、自分の中でなんとなく想像できた。論点が整理されていて、簡潔でわかりやすかった
  • 探求で自分が調べたことをまとめるときに役に立つことを資料を使いながら丁寧に教えて下さった
  • 難しくてちょっと理解できなかった。
  • 話が難しく、理解が難しところがあったが大まかな論文作成の仕方は理解できた。
  • 自分的に話の内容が難しすぎた。資料も個人的に難しいため、参考になるか分からない。

などの講評をいただきました。

なお、校長先生からの感想として、テンポよくアカデミックで、ポイントが分かりやすく整理されており、生徒にとっては論文作成のみならず大学進学以降の研究についてもイメージさせる、とても有用な講義だった、とのお言葉を預かりました。

[受講者数]
120名

[講義風景]

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