樋口 真司 大学院生(博士課程)

大阪市立総合医療センター 小児代謝内分泌・腎臓内科/遺伝子診療部 医長
樋口 真司
Shinji Higuchi, MD
1980年生まれ。滋賀県出身。2006年奈良県立医科大学卒業。2025年4月福島県立医科大学 大学院医学研究科 臨床疫学分野入学(博士課程)。
私はこれまで小児内分泌・先天代謝異常症・小児糖尿病を中心とした診療に携わってきました。2012年から、臨床研究に取り組み始め、小児内分泌・先天代謝異常症・小児糖尿病領域の症例報告や臨床研究を英文で発表してきました。日本内分泌学会や日本小児内分泌学会では評議員を務め、日本小児内分泌学会の移行期委員会委員(先天性高インスリン血症担当)、疾患登録委員会委員(先天性高インスリン血症担当)、災害対策委員会委員として活動しています。また、小児期発症の希少難治性肝胆膵疾患における医療水準並びに患者QOLの向上のための調査研究(仁尾班)の研究分担者として先天性高インスリン血症を担当し、診療ガイドラインの改訂に取り組んでいます。私のキャリアでの経験を基盤としながら、小児内分泌、先天性代謝異常症、小児糖尿病の分野において、患者さんの生活の質を真に向上させるための臨床研究に取り組みたいと考えています。
【所属学会・資格】
日本小児科学会 (小児科専門医、指導医)
日本内分泌学会 (内分泌代謝科(小児科)専門医、指導医)
日本糖尿病学会 (糖尿病専門医(小児科領域))
日本小児遺伝学会 (臨床遺伝専門医)
日本小児内分泌学会
日本先天代謝異常学会
日本人類遺伝学会
日本遺伝カウンセリング学会
日本臨床疫学会
The Asia Pacific Paediatric Endocrine Society (APPES)
European Society for Paediatric Endocrinology (ESPE)
【研修歴・臨床歴】
2006年 奈良県立奈良病院(現 奈良県総合医療センター)初期臨床研修
2008年 大津赤十字病院 小児科
2012年 多摩北部医療センター 小児科
2013年 東京都立小児総合医療センター 内分泌・代謝科
2017年 大阪市立総合医療センター 小児代謝・内分泌内科
2021年 大阪市立総合医療センター 遺伝子診療部 兼務 (現職)
2024年 大阪市立総合医療センター 小児代謝内分泌・腎臓内科 医長(現職)