主指導教員が日本血液浄化技術学会「第17回血液浄化StepUpセミナー」で教育講演を行いました。
11月2日に開催された日本血液浄化技術学会「第17回血液浄化StepUpセミナー」にて、主指導教員が教育講演「透析医療におけるPROの活用:透析ライフと意思疎通の向上をめざして」を担当しました。
臨床工学技師の先生方を主な対象とした場での講演は初めてでしたが、患者報告型アウトカム(PRO)の基礎概念から、腎臓・透析領域における私たちの研究実践例までを紹介し、日常臨床との接点を意識した内容を心がけました。
講演後には、
「臨床と研究のつながりや重要性を改めて実感しました」
「研究に取り組む、あるいはこれから挑戦したい技士にとって非常に参考になった」
といった温かいご感想を多くいただきました。
質疑応答では、臨床工学技師の皆様が透析医療のどのような現場課題に問題意識を持ち、どのようなクリニカルクエスチョンを抱えているのかを直接伺うことができ、教育者としても多くを学ばせていただく機会となりました。
今後も、こうした対話を通じて臨床と研究をつなぐ教育活動を継続していきたいと考えています。




