主指導教員が参画した臨床研究論文が、UpToDateに引用されました。
主指導教員が研究デザイン・解析・論文化で参画した臨床研究論文が、UpToDateに引用されました [Arteriovenous fistula creation for hemodialysis and its complications]。研究内容は、保存期腎不全(CKD)において、本邦独自のCKDステージで内シャント(AVF)を作製している場合の診療実態とアウトカムを記述したものです。「腎不全患者の血管アクセスが必要と思われる時期、とくに推算GFRで5-15ml/min/m2のころに、血管アクセス外科医に患者さんを紹介すべき」とUpToDateの著者がのべたように、オピニオンの礎となりました。論文が出版されたのは2017年でしたが、3年かかってこのように臨床判断の参考に資すると思って着目してくださったことに、感慨深く感じております。
※出版から4年後の2021年には、韓国腎臓学会の「至適血液透析の診療ガイドライン2021」で引用された日本の臨床データの論文6編のうちの1編として貢献しました[論文]。
Miyamoto M, Kurita N, Suemitsu K, Murakami M.
“Fistula and survival outcomes after fistula creation among predialysis chronic kidney disease stage 5 patients”
American Journal of Nephrology 2017; 45: 356-364.
[abstract][紹介記事][Editorial記事]
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