博士研究員の臨床研究論文が糖尿病専門誌のDiabetes Research and Clinical Practice誌に受理されました
尿中バイオマーカーの1つ、C-メガリンが、早期の糖尿病性腎症(微量アルブミン尿の持続)の発症を予測するか否かを検証したコホート研究です。1型糖尿病と2型糖尿病の方752名を対象にしました。尿中C-メガリンは、尿中アルブミンの量が少ない状態であるほど、微量アルブミン尿の発生との関係性が強くなることが示されました。また、尿中アルブミンに尿中C-メガリンを上乗せすることで、持続する微量アルブミン尿の発症予測が改善する可能性も示されました。
博士研究員の西脇宏樹先生と新畑覚也先生が解析論文化しました。主指導教員はプロジェクトの着想から関わっており、リサーチ・クエスチョンの明確化・統計解析・論文化でコミットしました。尿中バイオマーカーの臨床研究の立案と体制確立、実行のご縁を頂いた、林野先生、福原先生など、多くの先生方のおかげです。
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