Association between lifestyle-related factors and low back pain: Evidence from a Japanese population–based study

Kawabata S, Kurita N, Nikaido T, Tominaga R, Endo Y, Fujita N, Konno Si, Ohtori S, and Clinical Research Committee of the Japanese Society of Lumbar Spine Disorders.
PLOS ONE 2025; 20: e0328684. doi:10.1371/journal.pone.0328684

2023年に、日本腰痛学会が全国の20〜90歳の成人を対象に、訪問調査による大規模な腰痛の疫学を実施しました(調査報告書はこちら)。本研究ではその調査データをもとに、「生活習慣と腰痛との関係」について分析しました。その結果、現在腰痛のある人は、体重(BMI)が高いこと、喫煙していること、血中脂質の異常(脂質異常症)といった生活習慣と関係があることが分かりました。さらに、腰痛が重い人では、喫煙、運動不足、脂質異常症の傾向が強いことも明らかになりました。また、喫煙は慢性的な腰痛とも関係している可能性があることが示されました。今後は、これらの生活習慣が腰痛の「原因」になっているのか、あるいは「悪化させる要因」なのかを明らかにするため、時間を追って観察する縦断研究が求められます。この論文は、本学の整形外科学講座の二階堂先生・遠藤先生、博士研究員の富永先生とともに参画したもので、藤田医科大学の整形外科学講座の先生方が主導しました。