主任教授にご就任された共同研究者の羽賀先生よりお知らせを頂きました。
福岡大学医学部 腎泌尿器外科学講座 主任教授にご就任された羽賀宣博先生よりお知らせを頂きました。
羽賀先生が福島医大にいらっしゃった頃、共同研究者として羽賀先生の臨床研究-前立腺癌術後の縫合糸の種類の違いが排尿QOL・組織傷害へ与える影響を調べた研究など-にいくつか参画させていただきました。
新たな職場の先生方と力を合わせて、診療を開始されたとお伺いしました。状況が落ち着いてきましたら、きっと今までのように、新しいリサーチ・クエスチョンを精力的に考案され、研究を発信されるのだろうとお察しします。羽賀先生の意欲を見習って、自分たちも精進していければと思います。
Haga N, Kurita N, Yanagida T, Ogawa S, Yabe M, Akaihata H, Hata J, Sato Y, Ishibashi K, Hasegawa O, Kojima Y
ロボット支援下前立腺摘出術における、有棘性縫合糸による縫合が組織ダメージと下部尿路症状の縦断変化へ与える影響
Surgical Endoscopy
2018;
32:
145-153.
doi:10.1007/s00464-017-5649-z
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紹介記事(研究支援) ]
前立腺がんの手術治療時に使われる縫合糸の違いで、手術後の尿道・尿道周囲の傷害の程度や、排尿の機能・QOLに一時的な違いが生じることを示しました。当時、泌尿器科学講座におられた羽賀先生がリサーチ・クエスチョンを考案され、弊分野の教員が、研究計画・解析論文化で参画させていただきました。この論文が発信されてから2年後の2020年度、羽賀先生は福岡大学医学部 腎泌尿器外科学講座の主任教授にご就任されました [詳しくはこちら]。