飯田英和, 栗田宜明
第6章 腎臓病診療の将来に必要な視点 1.統計
ここが知りたい!腎臓病診療ハンドブック 中外医学社
2020;
315-325.
腎臓臨床研究における効果の指標、観察研究の妥当性の評価などについて解説しています。

腎臓臨床研究における効果の指標、観察研究の妥当性の評価などについて解説しています。

東日本大震災・原発事故の前後で病気が増えた、うつが増えた、…などといった研究が数多く出版されています。しかし、その増加は本当に原発事故のせいなのか?大震災のせいなのか?デザイン面で考える必要があります。この原稿では、分割時系列解析(interrupted time series analysis)を用いた臨床研究の読み方について解説しています。

前立腺がんの手術治療時に使われる縫合糸の違いで、手術後の尿道・尿道周囲の傷害の程度や、排尿の機能・QOLに一時的な違いが生じることを示しました。当時、泌尿器科学講座におられた羽賀先生がリサーチ・クエスチョンを考案され、弊分野の教員が、研究計画・解析論文化で参画させていただきました。この論文が発信されてから2年後の2020年度、羽賀先生は福岡大学医学部 腎泌尿器外科学講座の主任教授にご就任されました [詳しくはこちら]。
