Kurita N, Horie S, Yamazaki S, Otoshi K, Otani K, Sekiguchi M, Onishi Y, Takegami M, Ono R, Konno S, Kikuchi S, Fukuhara S.
高齢男性での、男性ホルモンの低値・うつ症状と転倒:横断研究
Journal of the American Medical Directors Association
2014;
15:
30-35.
doi:10.1016/j.jamda.2013.11.003
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海外学会誌紹介記事 ]
うつ/depressionバイオマーカー/biomarker男性ホルモン/androgen福島の研究/fukushima第1著者/(co-)first author転倒・骨折/fall & fracture2014年住民の健康/population health内分泌・代謝学/endocrinology & metabolism泌尿器科学/urology老年医学/geriatrics
転倒は寝たきりの主な原因であり、発症予測・予防が重要です。本研究では、高齢男性に多く見られるテストステロン減少やうつ状態が脆弱性の一因となることに着目し、転倒との関係性を調べました。その結果、テストステロンが低い状態とうつ状態の両者は、独立に転倒と関係することがわかりました。男性ホルモン欠乏とうつ状態は合併しうるため、転倒の危険性を相乗的に高める可能性が示唆されます。今後は縦断的な評価が必要です。この研究成果は、順天堂大学の 堀江 重郎 教授、本学の整形外科学講座、京都大学医療疫学分野のご縁で実現したものです。堀江先生より、メディカルトリビューンでご紹介いただきました。[テストステロンで男らしさと健やかさを保て!]